フタバから遠く離れて

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News

「フタバから遠く離れて」トークイベント

2012年10月17日

上映後に開かれるトークイベントの内容と写真をダイジェストします。
書き手は、宣伝・佐々木と監督・舩橋淳が混在していますが、ご容赦ください!余力のある限り、続けます^^;)

舩橋淳監督、井戸川町長。


10月15日伊藤菜衣子さん(暮らしかた冒険家)、平野友康さん
(デジタルステージ代表)、舩橋淳監督。

監督がNO NUKESでお世話になった時、司会をされていたお2人です。
「二度と起こさないことはできるかもしれないけれど、起こってしまった
ことに対しては本当に無力」と平野さん。「自分が原発問題に対して何か
をするということよりも、原発がなくても大丈夫な構造にするということ
が大切ではないか」と菜衣子さん。舩橋監督は「福島の人が可哀想という
だけでは他人事。電気を使っているのは関東圏なのだから、それを我事と
して考えること、行動することが政治参加でもあるのではないか」と。
できることの中で優先順位を決めることが日本には欠けている。経済的価
値より社会的価値の方が大切なのではないか。ドイツは脱原発の時に倫理
委員会で、その優先順位を明確にしていったという監督の解説でトーク
ショーは時間切れに・・・時間がなくてすみません。


10月16日 福島集団疎開裁判主任弁護士柳原敏夫さん、舩橋淳督。

柳原弁護士を主任として起訴した「ふくしま集団疎開裁判」で福島の
子ども14人が自らを避難させるよう仮処分を求めましたが、棄却され
ました。
憲法9条に匹敵するのが年間被爆量1mSv以上に「避難の権利」を認
めるチェルノブイリ法だと考えるが、日本政府は、その基準に合わせ
てしまったら原子力推進政策がダメになるので避けようとしていると
しか思えない、とお話下さいました。予算がかかる部分だけチェルノ
ブイリから学び、肝心な部分を避けていると。20ミリシーベルト問題
を受けて「備えあれば憂いなし」という親の考えに対し、文部科学省
は福島の子どもたちがみな避難してしまったら福島の学校が立ち行か
なくなるという答えを返したのだそうです。それでも子どもを避難さ
せようとしたとき、何が争点になるのか?という監督の質問に対し、
内部被曝に関しては研究が進んでいない…

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