フタバから遠く離れて

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自主上映会のご案内

News

2月2012

今年の3月11日に Radio Show のインタビューがオンエアです。

2012年2月28日

舩橋淳監督と橋本佳子プロデューサーのインタビューがドイツの Alex-Berlin ラジオで聞いて頂けます。ドイツにいらっしゃる方は是非。

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突然、全てが変わった。2011年3月11日に日本は巨大地震と津波に教われ、原発事故が発生してしまいました。一年後、ガーティーは監督の舩橋淳さんとプロデューサーの橋本佳子さんのお話を伺いました。他のゲストは:『きずな・イン・ベルリン』団体の方々。震災後の日本を支える募金集めとボランティア活動に取り組んでいます。

Category:Berlinale 2012

舩橋監督のインタビュー(ドイツのテレビ番組「Arts21」)

Interviewed by Susanne Lenz-Gleißner, DW – German television show “Arts 21″

Radioactive – The Fukushima Nuclear Disaster

Category:未分類

朝日新聞のレビュー記事

2012年2月26日

“Nuclear Nation” was reviewed by Nami Hamada, Asahi Shimbun News.

震災映画「ありのまま」の力 ベルリン映画祭4作品

東日本大震災の被災地や原発の問題を主題にした「震災映画」が続々と生まれている。19日に閉幕した第62回ベルリン国際映画祭でも日本からの4作品が上映され、多くの観客が鑑賞し、議論した。ベルリンの熱い反応は、「震災映画」にとって情報力や発信力が重要であることを改めて印象づけた。

厳冬下のベルリン。映画祭2日目の夜、満席の会場は熱気に包まれていた。埼玉県に自治体ごと避難した福島県双葉町を追った舩橋淳監督「ニュークリア・ネイション」が上映された後、観客席と監督との間で活発な質疑応答が交わされた。

「原爆の悲劇を経験した国なのに、なぜ日本は原発をやめないのか」「震災から1年近く経つのに、なぜ被災者の生活は改善しないのか」「なぜ町長は原発を推進してきたのか」――。

質疑を終えた舩橋監督は「日本で起きている問題を敏感に感じ取ってもらえた」と手応えを感じた様子。この映画の上映を決めたフォーラム部門ディレクター、クリストフ・テルヘヒテさん自身も「日本で何が起き、どうなるのか。観客は自国のことのように受け止めている」と驚いた様子だった。

ドイツは2022年までの「脱原発」を決めた自然エネルギー先進国。1986年のチェルノブイリ原発事故の影響から、原発に対する市民の問題意識は一貫して高い。今回、東日本大震災の被災地をテーマにしたドキュメンタリー作品3本と、ジェネレーション部門で特別表彰を受けた平林勇監督のアニメ作品「663114」が出品され、いずれも満席や満席に近い状態が続いたという。

気鋭の作品を集めたフォーラム部門で上映された3本は、10本以上の応募があった「震災映画」の中から絞り込まれた。選考基準について、テルヘヒテさんはこう振り返る。「応募作品の多くが、あの災害の直後、作品としてのプランもないままに被災地に向かい、映像を撮ったと思われるものでした。選んだ作品は時間をかけて温めたプランがあり、ビジョンがあった」

プランもビジョンもない映画は、たとえ東日本大震災をテーマにしたとしても評価しがたいというテルヘヒテさんの言葉は、なかなか示唆的だ。昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭などで震災映画の特集企画が組まれ、評論家をうならせるなど、良質な震災映画も生み出されている。恐らく今後も続々と制作される中で、「震災映画はどうあるべきか」「どうあってはならないか」といった問いが発生する。

同じくフォーラム部門に「無人地帯」を出品した藤原敏史監督は、「少なくとも、この種の映画を撮るときに、撮る側の主張のための映画であってはならないと思います。主人公はあくまで被災者であり、被災地のはず。作り手としてのバランスが重要」と語る。

冒頭、ひたすら映し出される破壊し尽くされた浪江町の光景が印象的な「無人地帯」では、被災地の人々の暮らしぶりや心情を監督が聞き出し、生の声として記録している。

映画祭を取材していたベルリン在住のスペイン人ジャーナリスト、ラファエル・ポクデフリューさんは、日本の震災映画を見た感想を「ありのままの被災地を映しだした映像から日本人の穏やかな考え方やふるまいを知り、とても興味深いと思いました」と述べた。論点に応じて素材の編集が必要となるジャーナリズムとは異なり、対象を「ありのまま」に提示することが映画には可能だ。「世界は日本の本当の現状を知りたいと思っている。そのニーズにとって、映画はとても有効なメディアです」(ベルリン=浜田奈美)

Category:Berlinale 2012

『ニュークリア・ネイション』がアメリカでの配給が決まりました!

2012年2月17日

フランスにあるワールドセールズ会社のワイドハウスはアメリカの配給会社と契約しました。『ニュークリア・ネイション』は今年、アメリカの30の映画館で公開する事になりました!

Screen International に掲載されたリポートです。

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Category:Berlinale 2012

ベルリン国際映画祭での第4回目の上映会!

最終の上映会をベルリン国際映画祭で最も大きいシネマックス8映画館で迎えました。今回も会場は満席でした!

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切符は売り切れです!

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キャンセル待ち当日券のため並ぶ人、人、人。

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上映終了後の質疑応答時間 – 監督の舩橋淳とプロデューサーの橋本佳子登場。

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質疑応答時間は30分以上続きました。観客のみなさんとの情熱的は議論は双葉町の住民の皆さんの今の状況、日本の政府のわかりにくい答弁の謎の理由や国の原爆や原子力に対する意見など白熱しました。

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ワールドセールズチームとのお食事会!

Category:Berlinale 2012

ベルリン6日目:休憩

2012年2月16日

今日は上映会は無かったので、映画祭の「タレント・キャンパス」ワークショップでインタビューやディスカッションを行いました。

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リテルアチュルハウス ベルリンでのインタビュー – 素敵な会場。

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テオドール・アドルノ氏の絵も壁に描かれています。

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二つのラジオインタビュー

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ベルリン映画祭タレント・キャンパスのワークショップ – ”ハッピー・リターン”

同キャンパスの”卒業生”でもある舩橋淳監督が『ニュークリア・ネイション』についてのスピーチをしました。-> synopsis 

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Category:Berlinale 2012

数々のレビューが賞賛!

2012年2月15日

1. “Fukushima in spotlight at Berlin film festival ” Japan Today (AFP)

 

「ベルリン国際映画祭は社会問題や政治問題を話題とする作品を上映する長い履歴を持っていますので、ここに呼んでいただけて幸せです。」舩橋淳監督 AFPのインタビュー (→pdf file)

2.“Nå kommer Fukushima-filmene” Aftenposten (Germany) (→pdf file)

3.“Nuclear Nation” KULTURZEIT (Germany)(→pdf file)

4.“Gesungene Bilder — Wenn Filme an Geschichte erinnern oder selbst Geschichte sind: die 62. Berliner Filmfestspiele” Zeit Online by Katja Nicodemus(→pdf file)

5.A very good review on Maerkische Allgemeine (German Newspaper today)
“Hilflos trotz vieler Helfer
Ein Dokumentarfilm zeigt das Schicksal der japanischen Stadt Futaba nach dem Tsunami 2011″
(→pdf file)

6.”Schutt und Sühne” on Der Tagesspiegel (German)(→pdf file)

Category:Berlinale 2012

グリーンピース ベルリンでの上映リポート!

月曜日にグリーンピース ベルリンでの特別上映会を行いました。狭い会場でのプライベートの上映会でしたが、80人の観客が来てくださって満席でした!

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事務所には原発のマークがあちこちにありました。

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福島の原発問題はドイツでは真剣に取り上げられています。

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舩橋淳監督との質疑応答時間

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グリーンピースのオフィスもレポートを作成してくれました。ご覧になって下さい。

Berlinale im Greenpeace Büro

Category:Berlinale 2012

双葉町長からのビデオメッセージ原文

2012年2月14日

いま開催中のベルリン国際映画祭で、「NUCLEAR NATION」上映後、井戸川克隆双葉町長からのビデオメッセージが届けられました。

———————————–

グーテンターク、ベルリン。ドイツの皆さんこんにちは。

私は福島県双葉町町長の井戸川克隆と申します。

この度のベルリン国際映画祭に出席をできなくて、大変残念に思っております。
皆さんと直接お会いして生の声をお届けしたかったんですが、なかなかできませんでしたことをお詫び申し上げます。

さてこの度の、福島第一原子力発電所の事故によって世界中の皆さんから双葉町の町民の皆さんに対しての、温かい思いやりを戴きました。ご支援ありがとうございます。
この映画を通して世界中の皆さんに原子力発電所が持つ大きな危険というものを実感をして戴きたいと思います。

安全な装置であれば原子力発電所はやはり便利です。
私はこの事故が起きる前は原子力発電所を誘致して町の振興に役立てたいと思っておりました。

事故が起きてから原子力発電所に対する私の考えは大きく変わりました。
事故に対する備えが無いまま、原子力発電所を増やしていくことは大変危険であります。
まして、“放射性物質の最終処分”ということも確立されていないまま世界中に原子力発電所が多くできることは大変危険だと思います。

この福島原発の事故を皆さんと共有して、これから地球上に原子力発電所が必要なのかどうか、
皆さんと共に考えなければならないと考えております。

地球の大きさは一定であります。
その大きさの中で放射能を受け入れる容積っていったいどのくらいあるんだろうか、
また、いろいろな廃棄物を受け入れる場所とか方法があるんだろうか、
この問題を皆さんと共有しなければ推進してはいけないな、
とそんな思いになっております。

多くの経験をしました。
もう2度と私たちのような経験を世界中の皆さんにしては欲しくありません。

よく皆さんがこの事を考えて今後の事を選択されることを願っております。

双葉町長 井戸川克隆
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Category:Berlinale 2012

様々なレビューが掲載されました!

http://taz.de/Japanische-Dokumentarfilme-auf-Berlinale/!87471/ (Friday, 10th February: taz – german newspaper)

http://www.kino-zeit.de/blog/berlinale/nuclear-nation (Friday, 10th February: german blog about films)

http://wordpress.p136020.webspaceconfig.de/index.php/2012/02/10/%e2%80%9enuclear-nation%e2%80%9c-von-funahashi-atsushi/

http://newsburger.de/nuclear-nation-buergermeister-ohne-stadt-39608.html

http://www.phil-fak.uni-duesseldorf.de/oasien/blog/?p=9942

Category:Berlinale 2012